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高津宮の餅つき

  • 執筆者の写真:  三島硝子建材
    三島硝子建材
  • 2025年1月27日
  • 読了時間: 2分

毎年、12月末の日曜日になると谷町九丁目にある高津宮で餅つきが行われています。

たくさんのスタッフでしているわけではありません。

少ないメンバーで昔からしている年末の餅つきを引き継いできました。


今年はつきたてのお餅とお酒があるだけではなく、京都の豚汁の名店の味が加わりました。

今年から新しく加わった若いメンバーが「僕、修行をしていたから作れます」と

熱い旨い豚汁がメニューに加わりました。


偶然に参拝にきた人、観光で寄った外国人家族、習い事で来た人、その時間に高津宮に来た人、ほぼ全員が、餅米を蒸す温かい蒸気と柔らかい香りに包まれながら、その場に居るおせっかいな人達に誘われ、柔らかいつきたての餅と唸るほど旨い豚汁で温まっていました。

集まった皆さん、それぞれ面識はありません。でもみんな笑顔で会話しています。

外国人観光客の子どもが人生初めての餅をつきます。

周りからは「よいしょー!よいしょー!」の掛け声と拍手と満面の笑顔。

お金はいくら払ったらいいの? いえいえ、お金は要りません。

豚汁の横に「お気持ち」と書かれた箱があるだけ。

来年もやってほしいと各人それぞれの「お気持ち」を入れます。入れなくてもお構いなし。


こんな幸せな光景が現代にあるだろうかと、温かい気持ちになりました。


餅の返し手は、町内の餅つきでも引っ張りだこの「餅つき名人のおじいさん」

釜で餅米を蒸すのは、釜の側を離れない「釜の名人」が居ます。

それぞれの技を次の年代が目で盗んで自分のものにしていきます。

来年に引き継がれていくことでしょう。


世界には今、この瞬間も大変心が苦しくなることがたくさんあります。

日本でも変な事件が続き、心が苦しくなります。

自分だけの快適や便利を追求する今の資本主義は、何か間違っていたのではないかと

思えてなりません。


「高き屋に のぼりて見れば煙立つ 民のかまどは賑わいにけり」


幸せを感じることとは、地位や名誉やお金を生むことを目的とするのではなく、

みんなの幸せは自分の幸せだということ。

心をひとつにすること。

日本には米さえあれば、この幸せを作り出せる人間性と文化を

長年かかって築き上げてきた歴史があるのですね。


高津宮の幸せな餅つきを経験して、

今の仲間と一緒にそんな会社作りをしたいと思いました。


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